「今日は、どんな気持ち?」

むかしむかし、こころの中に、小さな国がありました。

そこには、土のようにどっしりした気持ちもあれば、風のようにふわっと動く気持ちもありました。
火のように「やってみたい!」と燃える日もあれば、水のように静かに流れていたい日もあります。

人に合わせることも、ときには大切です。
でも、合わせすぎてしまうと、自分のこころの声が、だんだん小さくなってしまいます。

そんなときは、少しだけ静かにして、自分に聞いてみます。

「今日は、どんな気持ち?」

土みたいかな。
風みたいかな。
それとも、火がぽっと灯っているのかな。

答えは、誰かに決めてもらわなくても大丈夫。

今日いちばん話してみたい相手は、
自分のこころなのかもしれません。

自分のこころを知るたびに、
小さな国の地図が、少しずつ広がっていきます。