自分の気持ちを知って、自分で動けるように 

人とのことでなやむと、相手のことばかり考えてしまいます。

「変わってほしい」
「もっと分かってほしい」

そう思うのは、ふつうのことです。

でも、ほかの人を、自分の思いどおりに動かすことはできません。相手にも、自分の考えや気持ちがあるからです。

まず自分の気持ちを知ることが大切です。

自分は、何がいやだったのか。

何がこわいのか。

本当は、どうしたいのか。

自分の気持ちが分からないままだと、同じことで何度もなやんでしまいます。

自分の気持ちを知ることは、自分をせめることではありません。これからどうするかを考えるために、心の中を整理することです。

人との関係に、正解は一つではない

人との関係には、一つだけの正しい答えはありません。

話し合ったほうがよい時もあります。

少しはなれたほうがよい時もあります。

相手を理解したほうがよい時もあれば、もうがまんしなくてよい時もあります。

正しい答えをずっとさがすより、今の自分にできることを考えるといいです。

うまくいかなかったとしても、すべてがまちがいだったわけではありません。

時間は止まらない

相手が変わるのを待っている間にも、時間はすぎていきます。

大切なのは、自分にできることを見つけることです。

生活をととのえる。

分からないことを調べる。

だれかに相談する。

相手と少しきょりを取る。

小さなことでも、自分で決めて動けば、少しずつ今のようすは変わっていきます。

人に助けてもらうことも大切です。

でも、自分の人生を、すべてほかの人にまかせてはいけません。

ほかの人は、思いどおりには動きません。

人との関係にも、かんぺきな正解はありません。

それでも、自分の気持ちを知って、自分で考え、自分で動くことはできます。

相手を変えようとするより、自分の人生を前に進めるために力を使いませんか。